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2007.11.17 (Sat)

父と私の20年戦争-後編-

こんばんは、奈々です。

昨日からの寒さで、こなつがおこたから出てきません。



私は結婚してからも実家の猫の面倒を見てきました。

さすがに毎日のごはんやトイレの始末などは母がやってくれていますが、

猫ごはんの買出しや病院への送り迎えを含む定期健診などは必ず私がしています。



私が結婚した相手も私には劣りますが(笑)、かなりの猫好きです。

その相手であるダンナが緩衝材になったのかどうかはわかりませんが

ある日ふと気づいたんですね。

「あれ?父と猫の話してる・・・」と。




【続きはこちら】




「アレ」とか「2階の」とか言いながら決して「猫」とは言いません。

それがわずかばかりの父の抵抗に思えておかしくなりました。

そんな矢先にこなつと出会い、こなつとの生活が始まりました。

その話を父に聞かせるつもりで母と話していたときも

「また飼ったのか?大丈夫なのか?」と話に身を投じてきました!(ニヤリ)

そしてこなつの1年くらい後に1匹の三毛猫を新居で保護しました。

(ブログのタイトル画像の右上にいる三毛猫「ミー」です。)

ミーちゃん



でもこの子は、女の子同士というのもあってこなつとの相性がすこぶる悪く、

仕方なく(内心まだビクビクしながら)実家に連れて行きました。

その時も

「今日からこの子が仲間入りするからねー、よろしくねー」

と声をかけると

「ん?あぁ・・・」

と特に気にもしていないようでこっちが逆にびっくりしました。



そしてこの頃から何故猫嫌いなのかをポツリポツリと話してくれるように

なりました。

その結果わかったのは、父は決して猫嫌いだったわけではないということ。

「猫の抜け毛がとにかくいやだった」そうです。

父はとにかく徹底的なキレイ好きだったのです。

最初に話してくれれば良かったのに~~~と力が抜けましたよ、ホント。



そして決定的な猫との出会いがあったのです。

この話の主役はもにゃこ、通称「もにゃ」です。

毛の長いもにゃもにゃっとした女の子だから「もにゃ」。

相変わらず適当なネーミングです。(^_^;)

ブログタイトル画像の毛の長い子がもにゃです。

もにゃ子さん


このもにゃも他の兄弟3匹と一緒に時折我が家に通ってくる通い猫でした。

しかし、上の2匹がある日を境にやって来なくなって、次にやってきた時は

もう1匹の三毛猫が下半身不随になってしまっていました。

前回やってきた時は全く健康そのものだったのに!

あわてて何とか捕獲し病院へ行っても原因はわかりません。

レントゲンを撮っても骨に異常は見られません。

ただ、後ろの両足が動かないのです。

そんな子を外に置いておくわけには行かず、もにゃと一緒に家に入れました。



その後も病院に通いながら治療法を模索していましたが、間もなくして

残念ながらその三毛猫は亡くなりました。

そして一番年下と思われるもにゃが残されたのです。



一体どんな血統が混ざっているのかわからないような風貌のもにゃ。

クリーム色の長い毛に茶色のブチがあります。

手足が太くて短いけれど、顔は小顔です。

そしてこの子はとにかく臆病でした。

今も雷が鳴るとすぐにどこかに隠れてぷるぷる震えています。

緊張が限界に達すると、粗相しちゃいます。

お風呂に入れる時も緊張のため固まってしまい、暴れることはないのですが

体をぷるぷる震わせているので、こっちがとても悪いことをしているような

気分になるので、もにゃはいつもカラスの行水。

くりくりっとした目で見上げながらか細い声で「にぁ・・・」と鳴きます。



そんなビビリ屋さんのもにゃが、何故か父にとても懐いてしまいました。

久しぶりに実家に行った私が抱っこすると緊張のあまりに、私のジーンズを

おしっこで濡らしてくれた、あのもにゃが!



信じられないくらい早起きの父は起きてくるとまずコーヒーをいれます。

するともにゃも起きてきて朝ごはんを父にねだるのです。

足元で「にぁ」と鳴かれると、父もゴソゴソと缶詰をあけてもにゃにごはんをあげます。

猫用品の買出しになど行ったことのない、あの父が!

昼間のもにゃは自分のベッドには行かず、父のベッドで寝ています。

あんなに猫の毛を嫌がっていた父がそのまま寝かせています。

そして夕方もにゃが起きてくると自分で掃除機をかけるのです。あの父が!


夜は夜でテレビを見ている父のそばには必ずもにゃがいます。

そして信じられないくらい早寝の父が床に入り、

夜中にトイレに起きて来ようものなら、もにゃはどこにいても必ずトイレの

前に行って父が出てくるのを待っています。

頭を撫でてもらうと「にぁ」と鳴いてトコトコ後を着いていき、一緒にベッドに

入るのです


そして父は母とスーパーに買い物に行ったりすると、ペット用品の前でじっと

猫用おやつを見つめて、「これ、あいつ食うかな?」と母に聞くといいます。




母からこの話を聞いてもにわかには信じられませんでした。

たとえ父が猫と仲良くなったとしても、毛が細く、ましてやもにゃのような

長毛種の猫はまずありえないと思っていたので余計です。

でも実際に目の当たりにするとその通りで、もにゃは家中を歩き回っています。

そして入れてくれろ、と父のいる部屋のドアを手で開けようとして、中から

父がすーっとドアを開けてやっているのです。夜は同じベッドで寝ています。

特にベッタリと可愛がっているという風ではありませんし、抱っこしたり

話しかけたりということはありませんが、常にそばにいるという感じです。

もにゃも、必要以上に構わないでくれる父のそばは居心地がいいのかもしれません。



なんなんだ?!この変化は?!

嬉しいのはもちろんなんですけど、戸惑いましたね。

そして私が遊びに行くと

「今日はこなつ留守番か?大丈夫なのか?ひとりで。」

「早く帰ってやれ。こなつ一人なんだろ?」


などと言います。最初に父の口から「こなつ」と言われた時には一体

誰のことを言っているのか、と一瞬考えてしまいました。

父が猫を名前で呼ぶのなんて聞いたことがありませんでしたから!



今では私の都合が悪いときや、緊急の時などは車を出してくれたり、

猫砂の買出しまでしてくれるようになった父。

そんなことを話す母もとても嬉しそうです。



父が何を思って変わったのかはわかりません。

歳をとって人間が丸くなっただけのことかもしれません。

泣いたり喚いたり笑ったりしながらも猫の世話を決してやめようとしなかった

母と私を認めてくれたのかもしれません。

少なくとも、足元で父にねだるもにゃを放っておけなかったのだとしたら、

そのきっかけを作ってくれたもにゃには感謝したいですね。

私のことを忘れておしっこするけど。(笑)



父と猫の話ができるようになって、猫の話をして笑い合えるようになるまで

私は20年かかりました。

間違っていただきたくないのですが、反対している家族がいる場合、説得するのに

20年かかるよ、と言いたいわけではありません。(笑)

説得する価値があると思っていただきたいのです。

ただ、その際は反対している人の話もちゃんと聞きましょう。

何を理由に反対しているのか?

何を心配して反対しているのか?

それをしっかりと聞いて、その事柄についての対処法やそれについて責任を

負うことを明確に宣言しましょう。

そうすれば反対する理由もなくなるのではないでしょうか。

反対している人には何かしら理由があるものです。

そしてその多くは未知の体験からくる心配がほとんどです。

●猫の抜け毛が舞い散るのがイヤ

●小さな子供がいるので一緒に育てるのが心配

●家の中を傷つけるのがイヤ

●糞・尿の匂いが臭いのがイヤ

●猫の爪が危険でイヤ

●病気を持っていたら移るかもしれないからイヤ


など。



しかし、猫が嫌いとか、思い込みや迷信を信じて反対する人もいます。

その場合も感情的にならず、冷静に話し合いましょう


それでもダメな場合は諦める勇気も必要だと思います。

諦めきれないなら、根気良く説得するしかありません。

決して見切り発車で猫を飼おうとはしないでくださいね。

猫の命は途中で投げ出すことはできません。

猫の一生を20年と見据えてその時間の全てに責任が持てるのか、

反対している人がいた場合でもずっと守ってあげられるのかを考えたら、

決して安易には引き受けられないと思います。




こうして父と私の20年戦争は無事に終結しました。

その後の我が家は平和そのものです。



┏─┓―――――――――――――――――――――――――――○○●
│★|こなつのつぶやき
┗─┛―――――――――――――――――――――――――――○○●


たぬきじゃないもん


でもあのおじさん、あたしのこと狸って言った!



          奈「意外と根に持つタイプなのね、こなつ・・・」



┏─┓―――――――――――――――――――――――――――○○●
│★|編集後記
┗─┛―――――――――――――――――――――――――――○○●



ここ3日のメルマガを読んだみなさんは、父をなんと頑固なクソジジイと

思われたことでしょう。(笑)

確かに頑固なところはかなりあります。でも私、父のこと大好きなんですね。

だから強く言えない、だからこれだけ長引いちゃったのかもしれません。

自分にもとても厳しい父をちょっと照れくさいけど尊敬しています。

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テーマ : 猫のいる生活 ジャンル : ペット

タグ : ネコ ねこ

EDIT  |  17:01  |  [バックナンバー]猫とくらす  |  TB(0)  |  CM(5)  |  Top↑

*Comment

もにゃタン、万歳!!
お父様、万歳!!
猫と一緒にいる時の、なんともいえない暖かさを感じてくださったのでしょうか。
それも奈々さんとお母様の努力の結晶だと思います。
並大抵のことではなかったでしょう…素晴らしいことです。
ツンデレお父様が可愛いなぁ。
スーパーで猫のおやつなんか選んじゃったりして(笑)

苦手な人に無理に勧める事はできないけれど、猫と暮らす楽しさも、知って欲しいなぁ。
キチンと責任持って、トイレの処理とかお世話をしていれば、猫嫌いの人たちとも共生できるんですよね。。。
無責任な飼い主も悪いんです。
奈々さんのような猫スキーに、私もなれるのだろうか…
kao |  2007.11.17(土) 17:24 |  URL |  【コメント編集】

ぬ……抜け毛が嫌だった……
す、すみません、力が抜けました、思い切り(汗)
もっと何か、ふか~いわけがあるのだと思ってたもんですから(笑)
でも、キレイ好きなお父様にしてみたら、重大問題だったのでしょう。

あ~、ウチの母もかなりのキレイ好きです。
毎日、ワイパーで床の猫の毛、追っかけまわしてます(爆)
だから私も、ひたすら協力して、ワイパーかけまくりです(笑)
でも母は、抜け毛を追い回しつつ、猫には甘い声の出しまくりです(爆)
抜け毛は嫌だけど、可愛い、というのが母の結論のようです♪
ああ、世の中、いろんな人がいる……(笑)

ハンドルネームが2つになってますが、どちらも私ですので、ご心配なく!
詳細につきましては、またのちほど~♪
あめぶら(amebura) |  2007.11.17(土) 21:47 |  URL |  【コメント編集】

失礼ですが、お父さんかわいいです。
でも、20年は長かったですね。

あ、でも、うちも8年かな?猫白血病に対して理解してくれなくて「病気だなんて大げさな」と両親に言われて泣きながら世話してました。
でも、最期の姿を見て「こんなに痩せて…」とやっと理解してくれネジ蘭は病院に通院させても何も言われなくなりました。
昔と今じゃ、飼い方も危険度も何もかも違いますものね。
nejinoheya |  2007.11.17(土) 22:33 |  URL |  【コメント編集】

もにゃちゃんとお父様は相性がよかったのでしょうね。
このステキな出会いにバンザイ!(^^)!
ワンコはあまり抜け毛がないということなんですね。
ワンコのほうがニャンコより体臭があると思うのですが、それはお気されず、毛だったんですか~。
キライにも色んな理由があるということがわかりました。
それにしても、奈々さんとお母様はごきょうだいのようです。
親子で同じことを協力・工夫できるってすばらしいな、と思いました。
お父様にも実直さを感じます。
下に書きました、かねぢゃんの名前の由来は、当時ちょっとだけ流行っていたキャラクターグッズの名前らしいです♪妹が名付け親なのでどんなキャラクターだったのか私には謎ですが、この名前、珍しいですよね。
きなこ |  2007.11.18(日) 01:08 |  URL |  【コメント編集】

♪kaoさん

本当に責任を取る、って難しくて大変なことなんですね。猫に教えてもらいましたよ。だからかもしれないけど、政治家の引責辞任とか聞くとねぇ、おい、ちょっと待てよと思っちゃいます。同じ線上で考えられることではないけど。(笑)
kaoさんはもう立派なネコスキー(ちょっとロシア語っぽい♪)じゃないですか!何をおっしゃいますやら。2匹も30匹も責任の重さは同じだもん。しっかり責任を負ってるもん。一徹さんとモガちょんは幸せですよ~。


♪あめぶらさん

動物好きのみなさんに囲まれて育ったあめぶらさんにはちょっと信じがたいかもしれませんね。でも猫の抜け毛で反対されるケースって多いんですよ。
昨日まで可愛がっていたのに、家族に妊娠が判明したとたん捨てろと豹変したりする人もいます。良くわからないし、理解できないけど。


♪nejinoheyaさん

大変でしたね。理解してもらえなくて一人でがんばるのって相当エネルギーがいりますもんね。でもネジさんのようながんばった方のおかげで猫の病気について理解が広がるのってすごく大切なことですよね。
いつの世も、人間にも猫たち動物にも住みやすい世界になってほしいと思います。


♪きなこさん

本当に何が幸いするかわかりませんね~。(笑)
ワンコも毛は抜けたんですけど・・・。^^;ただ、ワンコは基本夜とか天候の悪いときや真冬・真夏以外はお庭にいたのであんまり気にならなかったのかな。家の中のワンコエリアも玄関先と玄関ホールに限られていたので・・・。なんかものすごく広い家のように聞こえるけど、本当にちっさな家なんですが、人間の寝起きする場所には入れてなかったから。私の部屋では寝てたけど。(笑)
母とはね、結婚して家を出てからの方が仲がいいかも。年中一緒に暮らしているときはケンカばっかりしてましたよ。^^猫のこと意外は。(笑)

かねぢゃん、調べてみようっと♪
奈々 |  2007.11.19(月) 10:51 |  URL |  【コメント編集】

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